記事掲載「早大、皮膚に貼る電極筋肉の動き解析」(日本経済新聞)

早稲田大学の藤枝俊宣講師と武岡真司教授らは、皮膚に貼り付けるシート状の電極を開発した。電気を通す導電性高分子を薄く加工し、筋肉の電気信号を測れる。手首の関節のように激しく動くところでもはがれない。スポーツ選手の筋肉の動きを解析すれば、競技力の向上につながる。健康管理に役立つウエアラブル端末にも応用できると見込んでいる。

皮膚に貼れる電極を作った(中央の2つ)

イタリア技術研究所と共同で、導電性高分子でできた厚さ数十~数百ナノ(ナノは10億分の1)メートルのシートを作製した。
シートは極めて薄く、粘着剤や接着剤がなくても皮膚に密着する。従来もゲルでできた医療用の電極があったが、サッカーのような激しい運動ではがれやすかった。
新しい電極で腕の筋肉の電気信号を測ると、ゲル電極と同等の性能だった。手首に貼って曲げ伸ばしを繰り返しても性能は落ちなかった。足の裏の筋肉も測れた。

2018年1月9日